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3号

そうだ、ミュージアムに行こう〜博物館編〜


行ってますか?ミュージアム。

博物館とか美術館とか資料館とか科学館とか写真館とか記念館とか鉄博とか。

ミュージアムと聞くと、メトロポリタンミュージアムを思い出して歌い踊り狂う世代のワテクシ3号。

劇場には良く通ってましたが、博物館は東京都写真美術館に年1~2回行く程度の超絶ライトユーザーでした。

(信州武石に引っ越すまでは。)

そんなワテクシ3号。

今ではすっかり博物館通いが過ぎるほどに博物館にハマっています。

信州武石にある「あかり(照明)」をテーマにした博物館「武石ともしび博物館」へ、いざ行かん…!!

博物館って聞くと、四角い建物どーん!受付済んだら館内お静かにー!ってイメージがあるじゃないですか。私はあるんです。学芸員さんに聞きたいことがあっても、喋っちゃいけない雰囲気。試験会場のような空気感。

が。

そんなものはありません。だって受付が済んだら隣で火おこし体験ができちゃう。やっちゃう。

意外と上腕二頭筋にくるんです、舞いぎり式発火具。

※火がつくまでムキになるので、とっても良い筋トレ。

火おこしで身体中芳ばしい香りに包まれつつよし展示だと思ったら、目の前に日本庭園が広がるんです。

展示は!?展示は!!??展示の前に日本庭園見せちゃうの!!??見ちゃうよ!!!!日本庭園!!!

鯉のいる池で餌をやる(振り)殿あるいは姫気分に浸り、茶室で一服気分を味わえる絵に描いたかのようなザ・日本庭園。

火おこし終わった時点から巡回順路を大きく外れて庭園散策ですよ、奥さん!

しかもこちらの庭園、福寿草から始まって彼岸桜しだれ桜八重桜藤紫陽花ツツジ朝顔夕顔萩紅葉女郎花等々、四季を通じてありとあらゆる花爛漫。どこを切り取っても絵になるんです(向島百花園かな)。

何が嬉しいってこちらの博物館、普通のミュージアムなら入館する時点で発生する入館料が、日本庭園の見学のみの場合は無料で入館が可能なんです…!!

※庭園見学の場合でも必ず受付に声をかけてください(黙ってこっそり入っても受付から見えてるので気不味い思いをします)。

ちなみにともしび博物館。

その名の通り、「灯火(あかり)」をテーマにした展示を行なっています。

この展示がすごい。何がすごいって、大正文化の花開いちゃった明治大正浪漫がそこにある奇跡…!!!

西洋洋燈に中国っぽいビーズ細工の行燈、日本のガス灯やランタン、燭台の他にも当時の映写機などのいろんな「あかり」に関する展示があるんです。

その上、灯台(和ろうそく)・燭台(油)・ランプなど、実際に明かりをつけて当時どんな明るさで生活をしていたのかも体験できちゃうんです。実際の明かりを見ると、いかに大河ドラマの夜のシーンが無理があるのかよく分かって楽しいよ!ろうそくの明かりで本を読むとか、本が燃える勢いで近寄らないと無理!みたいな(全国の大河ドラマ関係者の皆様ごめんなさい)。

またここ最近はお茶会やキャンドルイベント※1の博物館主催イベントの他に、コンサート※2や演劇公演※3などの外部イベントもちょくちょく開催されるようになってきました。斯く云う私も撮影イベント※4を不定期定期で開催しています。

博物館で興行を打っていいところって首都圏でも極少なので、主催者としても本当ありがたい限り…!

1~3月は冬期休館のともしび博物館。

いつかここで暗黒舞踏※5の公演を打ちたいと密かに思うワテクシ3号(制作者)。

舞台公演やライブのオファーがたんと入ることを祈りつつ、日本庭園をぐるぐる歩き回る日々を送っています。

<武石ともしび博物館>

〒386-0503 長野県上田市下武石1902

0268-85-2474

開館時間 午前9時~午後4時

休館日 月曜日・祝祭日の翌日・冬期間(12月27日~3月31日)

入館料 一般400円 小・中学生200円

※他団体割引やろうそく作り体験などもあり。詳細はHPをご確認ください。

※1 9.10.11月に開催している茶会。茶菓子も美味しい。キャンドルイベントは10月.2月始めに開催。2018年は2/3.18時からアイスキャンドル祭りをやるよ!

※2 2017年秋にUQiYOのコンサートが開催されたんです。http://uqiyo.com

※3 上田の劇場「犀の角」の主催公演も開催されたんです。http://sainotsuno.org

※4 個人的な撮影も含めてコスプレイベントもやってます。

※5 麿赤兒率いる大駱駝艦が大好きです。白馬帰りでいいから、ともしびで公演してくれないかなぁ…http://www.dairakudakan.com

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