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  • 3号

スグリ放題ができるスグリ園の季節がやってきた。


※2017.6/19facebookに掲載した記事の再掲です。写真等は一部を除き2017年に取材したものです。

上田市武石地域、武石観光センターから少し下ったところにある巣栗市民農園。

この隣に、スグリの収穫体験ができる農園「すぐり園」があります。

駐車場・トイレ完備

約2000平方メートルの広さがある「すぐり園」は武石観光センターの少し下、西武(にしたけ)地域という場所にあり、9年ほど前から地元の方達で作る西武活性化組合で運営しているそうです。

巣栗という地名にちなんでスグリの栽培を始めたこの「すぐり園」は、もともとは遊休農地の活用の一環として始めたとのこと。スグリの他にもきのこ狩りやワラビ採り、ジャム作りができる体験農園として春から秋にかけて開園しています。

武石の「すぐり園」で栽培しているスグリは赤スグリとバラスグリ、そして黒スグリの3種類。

黒スグリはカシスの名前で全国区のスーパーなどにも流通しているのでご存知の方が多いと思います。

赤スグリとバラスグリは日本での生産地が少なく、一般の流通に乗ることも少ないので生の状態で手に入れるのは難しいとのこと。 5〜10mmほどの小粒の房が連なる赤スグリは、ルビーのような赤色が特徴的。ケーキなどのトッピングに使われることが多いので、スイーツ巡りをしている方は目にする機会が多いと思います。

透き通った赤色になると食べ頃のサイン

大きなものは一円玉ほどの大きさがあるバラスグリは、古くからガチョウ料理のソースに使われていたことからグースベリーとも呼ばれています。 実の青い内は酸味がとても強く、生食よりもジャムやソースなどに加工することが多いそうです。酸味の効いたバラスグリソースは、スペアリブや焼肉などの肉料理に合わせると口の中がサッパリして、いくらでもお肉が食べれる悪魔のソースになりました。 実が熟すと酸味の効いた赤ブドウのような味になり、こちらはケーキやタルトなどのトッピングに使われているようです。

信州では青いうちに塩漬けにするのが主流だそうです

泡玉の飴ちゃんみたいでかわいい。

バラスグリはその名の通りバラのような棘のある木です。 虫刺され予防のためにも、長袖+軍手装備で摘み取ることをオススメします。

スグリの他に、グミやハスカップも成っているスグリ園。

ハスカップは木の本数が少ないのと、これまた生ではほとんど流通していないので本当に貴重!酸味が少なく甘くて美味しいので、小さいお子さんにも食べやすいと思います(だが3号のオススメはグミの実)。

​紫色の細長い実がハスカップ。美味しい。

スグリ園の2018年の開園期間は6/23-7/22、8時30分〜17時。

料金は30分1人500円。

受付は武石観光センター内受付で行っています。

※7月中旬まで武石観光センターは毎週月曜日が定休日ですのでご注意ください。

●西武活性化組合「スグリ園」 場所→https://goo.gl/maps/oofG6DUfTr22

問い合わせ先→武石観光センター0268-86-2003

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