山と言えば新緑、山と言えば光降り注ぐ緑苔生す木々、山と言えば真っ赤に燃える紅葉etc,etc.
青や緑や赤のイメージがこってりとDNAに刻み込まれている我ら日本人。多分に日本昔ばなしのOP(坊やよいこだ金出しな、のアレ)の色使いが刷り込まれているかと思われます。
そんな信州武石。
秋は赤ではなく、黄色メインの紅葉猛々しい樹林中心が故に、赤い紅葉は貴重。レア。SSR、あるいは無課金プロトセイバーくらいのガチャ率の低さ。
真っ赤な紅葉が見れるSSR公園、「もみじ橋」は武石川の上流・大布施巣栗地区にあります。
こちらのもみじ橋周辺は、2013年に上田市の助成事業として地元自治会のみなさんが、もみじや山野草の定植、丸太の橋の設置、お稲荷の鳥居やベンチを造って整備した公園です。
10月下旬~11月上旬にかけてもみじが真っ赤に紅葉して、空の青さと山の黄葉とのコントラストがすこぶる綺麗。
秋の紅葉以外でも、春~夏の新緑や紫陽花・山野草の花、冬の積雪に降り注ぐ木漏れ日、透明な沢の水と揺蕩う水草と、どの季節に行っても癒しの空間。
ワテクシ3号、決して徒歩圏内という訳ではないけども、もみじ橋の存在に気付いた移住1ヶ月後からそりゃもう大変な頻度で通っています。
ええ、季節毎に何度も撮影に行っちゃうくらい頻繁に。
もみじ橋は橋梁の下にあるので、現代風にも昭和テイストにも撮れる上に、初夏の日差しの軽井沢感はザ★避暑地で、これどこのジブリ的避暑地…と頭を抱えて身悶え流程に萌え楽しい。
水の流れがちょっと強いのと、はしゃぐジャンルの撮影が入らなかったのでまだ入水はしてないけども、水量と要相談で水撮影もできそうです(水の流れが早いので、入水撮影は本当にテンションを下げて気をつけて行ってください※特にカメラマン)。
さらに新緑バックで後光差し込む朱塗りの鳥居の格好良さはどこの厨二アニメか分からないし、お稲荷さんの丘の岩と木の根が絡みつき、その横を流れる川の感じも堪らない。
本流の横を流れる沢は太陽光がバッチリ反射して、フィルターをかけたかのようにキッラキラにメルフェンファンタジーを醸し出し、奥に広がる雑木林の良き透け感!透け感!透け感!!黒タイツの肌色透け感的絶対領域とはこのことかもしれないと常々思っている次第です。
冬は冬で、雪の白さと鳥居の赤のコントラストがふつくしい・・・。
その上、冬でも日当たりがいいので、雪の上に寝転がってもそんなに冷たく感じません(多分)。パウダースノーって、びちゃびちゃになりにくい気がするんだけども私だけかな?
紅葉シーズン以外のポテンシャルがとっても高い大布施巣栗のもみじ橋(行けないけども実は橋の向こう側に滝もある)。
春夏秋冬季節を問わずに山野草散策や、ただただ水の流れをぼんやり眺める癒し空間としてもオススメです。
●もみじ橋
〒386-0507 長野県上田市武石上本入付近
駐車場スペース2箇所あり。トイレはありません。
隣接する私有地(畑)には入らないよう気をつけてください。
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